もう直ぐ夏になろうとするクック諸島、
夏と言うと怖い話でやんすが、
拙者には誰にもいえない真夜中の怖い話があるんでやんす。
たいてい1回は真夜中にトイレに行くために起きるんでやんすが、
時々恐ろしいことが起こるんでやんす。
夜中にふと目覚めると誰かが壁を叩いているんでやんす。
戸ではなくて壁?
拙者誰かが訪ねてきたのかと思うんでやんすが、
拙者の寝室は2階だからよほど背の高い人意外は無理なんでやんす。
おかしい?
辺りの様子を伺っても、
決して人のいる気配はないんでやんす。
恐ろしゅう話でござんしょ、お代官様!
幽霊か何かの祟りなのか、
拙者の家は以前お墓があった場所なのか、
成仏できない怨念かなにかがと考えるよになると
もう、怖くて眠れない、トイレにも行けなくなるんでやんす。
何日も眠れぬ夜が続くと体の調子が狂ってしまって、
へえ、拙者このままではいけないとある日、
意を決して電気をつけたんでやんす。
壁を叩く音の場所を探し当てみると、、、
ヤモリがゴキブリを口にくわえて壁に叩きつけて殺して食べようとしているんでやんす。
どうも拙者が恐怖に震え上がっていた音は、
ヤモリの真夜中のご馳走の時間だったんでやんす。
あ、お代官様、この話は内密にお願いしやす。
(お代官様シリーズ、、、続く)