サンドリバーとは、ラロトンガの人気ダイビングポイントの名前である。
ビーチからドロップオフまで流れ落ちる広大な砂地のパッセージは、
その名の通り、まさに砂の川のよう。ポイントが近づくと、
紺碧のブルーの海が淡い水色の海に変わるのが、
ボートからくっきり見える。
このスカイブルーの部分が砂地、
サンドリバーである。
水深12m付近にアンカリング。海水が非常にクリアーなため、
水面から水底がはっきりと見える。もちろん魚だって見える。
これだけでもかなり感動ものだが、このポイントの目玉は、
なんといってもホワイトチップリーフシャークである。
日本名でネムリブカというこのサメは、夜行性で、その名の通り、昼間はサンゴの下
やケーブ内で眠っていることが多い。
ホワイトチップリーフシャークは、魚を餌とするおとなしいサメである。
魚を餌としている、ということは、哺乳類は食べない、
よって、人を襲うことはない。
映画「ジョーズ」のイメージが強いのか、ブリーフィングで、
「このポイントは、サメが見れますよ~。」と言うと、いまだにおののくダイバーも多い。
でも、一度本物を目にすると、あまりの優雅な姿に、
怖がっていたことも忘れてただただ見とれてしまう。
それどころか、必死に追いかけるダイバーもいたりする。
もちろん相手は魚なので、一瞬にして振り切られるのがオチなのであるが。
サンドリバーのホワイトチップリーフシャークも例外ではなく、
サンゴの影に隠れて眠っていることが多い。
今年7月中旬からは、100%の確立で見れている。
また、スクーバタンクサイズのジャイアントモレイ(ウツボ)も、
このポイントにいる。
はっきりいって、このウツボの方が、サメよりもよっぽど怖い。
ダイバーが嫌いだったようで、しばらく深場に身を隠していたようだが、
最近また水深18m付近に戻って来たようだ。
ダイバーがまた頻繁に訪れるようになると、また身を隠すのだろ