1週間ほどしけていた海も落ち着き、快晴、べた凪の好コンディション。
久々のファンダイブのガイドで、私のお気に入りスポット、
「ツパパ サンドリバー」へ向かいました。
「サンドリバー」はその名の通り、幅30~50mの砂地がドロップオフに向かって
果てしなく続いていて、まるで砂の川のよう。
川の両岸は、コーラルでびっしり埋め尽くされています。
この日のお客様は、デジタルカメラ持参の日本人の女の子と、
ニュージーランド人のダイブマスター。
このダイブマスターの彼は、他のダイブオペレーションと既に潜って、
「サメもカメも見れなかった!」と、ウチのボスに不満をもらしていました。
こう言われると、ガイドとしてはちょっとプレッシャーです。
海は水族館ではないので、「○○が見れます。」等、約束はできません。
しかしながら、この日は島全体がべた凪、お客様もたった2人という状況、
まさにガイドの腕の見せどころ。
水面はまるでガラスのようで、ポイントに着くまで、ボート上から水底の地形が
はっきり見えます。
ポイントに着くなり、「スイミングプールのようだ!」と、興奮するお客様。
もちろん、写真撮影にも最高のコンディションです。
「ぜひ、一緒にサメを探しましょう!」とブリーフィングを終え、エントリー。
この日は透明度50mと抜群で、水中は果てしなく明るく、ドロップオフの
始まりが水深10m付近から見渡せるほど。
エントリーと同時にフレンドリーなチョウチョウウオ、シーブリーム(ノコギリダイ)、
グルーパー(ハタ類)、カラフルな各種ラス(ベラ類)等がダイバーに近づいて
来ます。
普通なら、これだけでも感動ものですが、今回の使命は「サメ」。
フレンドリーなコーラルフィッシュとの戯れは、ダイブ後半においといて、
まずはサメ探しに、ドロップオフに向かいます。
途中、1m以上あると思われる巨大なスターパッファー(サザナミフグの仲間)
におののき、ナポレオンマオリラスに遭遇し小躍りしながら、
ひたすらサメを探します。
この時点で、例えサメが現れてくれなくても、高レベルのダイブです。
これで、サメが現れてくれたら、もう、最高!申し分なし!
しかし、そんなにうまくいくのか~?
というところで、ホワイトチップリーフシャークがハードコーラルの影から出現!
それも3匹!その内1匹は、私たちの存在等全く無視、私たちの周りを
ぐるぐる3周ゆっくりと泳ぎ、ドロップオフに消えて行きました。
サメに大満足し、ボートに戻る途中、1m位のスポッテドイーグルレイ
(マダラトビエイ)に遭遇。アンカーラインの回りで、ゆっくりとその優雅な
姿を私たちに見せつけてくれました。
エキジット後、私もお客さんも大興奮で、この素晴らしいダイブについて
語りまくったのでした。
さらにすごいことに、この日はこれだけではすみませんでした。
次のポイントへ移動中、ザトウクジラを発見!