ここクック諸島では、7月~10月は、クジラシーズンです。
この時期、はるか南方より、ザトウクジラが繁殖のためにクック諸島にやって来ます。
今年はクジラの当たり年で、ほぼ毎日、ダイビング中、ボートの移動中はもちろん、
リゾートやパブからのクジラ目撃例が報告されています。
母クジラと子クジラ、親子連れで泳いでいることが多く、特に子クジラは遊び盛りの
せいか、水面で跳ねたり。尾びれを振ったり(ブリーチング)派手なパフォーマンス
で、私たちを楽しませてくれます。
また、オスクジラはメスクジラを惹きつけるために、鳴きます。ダイビング中、クジ
ラの鳴き声を頻繁に聞くことができます。ただし、クジラの鳴き声は水中でかなり遠
くまで響くので、声が聞こえたからといって、近くにいるとは限らないのですが。
サービス精神旺盛なクジラは、ときにボートに接近し、ダイバー達は大喜びなのです
が、あんまり近すぎると、私たちは内心、ボートにぶつかりやしないかと、ハラハラ
しています。なにせ、全長15mを超える巨大なザトウクジラですから、本当にぶつ
かったら、スピードボートなどひとたまりもありません。もちろん、ボートがクジラ
に攻撃(?)された、という事故は前例がありません。そりゃあ、クジラ側だって衝突
したくないはずですよね。
さらに、今年はイルカの目撃例も報告されています。私はまだ、遭遇したことはない
のですけれど、ダイブマスターのアンディが、ウエイルリサーチボートを追いかけて
泳ぐ数匹のイルカを見たそうです。うらやましい!
そういうわけで、ラロトンガのダイビングは、水中はもちろん、水面も楽しいのです。